創業者 又野 一己

戦時中の荒波をこえ、船員を運んでいた戦艦は酷く汚れて帰港していた。
簡単には落ちない頑固な汚れだった。
しかし、ある白い粉を使い磨くと非常に良く落ちるのであった。

そう「火山白土」である。
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終戦し、その後、公務員を全うした一己。

日課である山を散歩していた時、
軒先で天日干しされている白い粉を発見する。

その白い粉こそ戦時中に船を磨いていた火山白土だった。
青年時代の記憶が蘇り、感動と興奮が交差する。

その姿に感銘し、火山白土の未来を山主は彼に託した。
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研究、開発に明け暮れる日々。
遂に、キッチン用洗剤「スピカ」の開発に成功。

妻と二人三脚。
全国の百貨店を周り、手売りをする日々。

そんな中、お客様から声が上がった。
「これを使うと手が白くなる」
お客様からの声を受け、更に研究を続けた。

夫婦二人三脚、小さな小屋から生まれたのが、現在の火山白土洗顔「きんごきんご」である。

私自身がにきびや肌のトラブルに悩み、手入れをすればするほどダメージを受ける肌・・・
なんとかこのコンプレックスを克服したいとエステを学び、美容師にもなり、10年をすぎた頃、父から白土で化粧品を創れるかとの相談を持ちかけられ、父と共に白土と美容成分の研究を重ね遂に1995年、洗顔料＆ボディソープが誕生。

白土は天然鉱物が40万年間風化されて完成した真っ白な微粒子お肌にダメージを与えることなく、汚れや酸化物を自然に吸収洗浄します。
白土の機能を最大限に活かした洗顔料・パック・ボディソープ。

お肌の綺麗は自分に自信を持たせます。
「そして、綺麗は人生を変えます。」

株式会社てんげん　代表取締役　又野佳洋子

水まで浄化する働きのある白土を使って、創業者夫婦の二人三脚で４年の歳月をかけて、製品第一号「磨き粉スピカ」を誕生させました。磨き粉「スピカ」は大人気商品で、しかもその磨き粉を使った人の多くが、手が白くなることを感じ、「洗顔料にしてほしい」との声が多く届くようになり、天然の成分を生かした洗顔料を開発しました。当時は鉱物を使った洗顔料がなく、商品化の際に厚生労働省に掛け合い、実際に掃除をすることで効果を証明し、「ケイ酸アルミニウム」として配合が可能になりました。

白土の可能性を信じ、その効果を実感したお客様からの要望を形にしたKingoKingoは「肌が明るくなる。」「天然成分だから安心して使える。」という口コミで評判が広がり、多くの方から支持をいただく商品となりました。天然の機能性を信じ、長年取り組んできた研究とそれを生かす技術と思いが実を結んだのです。
開発から20年、世界で鹿児島に1カ所だけ存在し、地球からの贈り物である火山白土。その火山白土を探求し、更なる魅力を見出し、お客様にお届けすることがてんげんの喜びです。